
皆様こんにちは、整備管理課です!
今回、飛行機に新しいエンジンを載せるという作業がありましたので、皆様にご紹介致します。
載せ換えを行ったのは、当社が運航するDA42型(JA666D号機)というディーゼルエンジンを搭載した飛行機です。本日はNo.1左エンジン最初の「火入れ(= First fire-up)※」を行いました。
First fire-upとは、飛行機の世界で使うかはハッキリしませんが、私が大好きな自動車レースのF1ではよく使われている言葉です。この時期は各チームがFirst fire-upの動画をアップしたり、シーズン前テストの情報が出たりでワックワクですね!!・・・脱線失礼しました。
First fire-upではまずはエンジンに異常振動や異常音は無いか、そして短い時間運転した後にエンジンを止めオイルや冷却水などの流体漏れがないかを確認します。
計器の指示に現れるのでは?と思われるかもしれませんが、計器に出るレベルとなるとかなりの量になるハズです。それでは困るのでこのタイミングで僅かな兆候・痕跡を探します。見つけるのはメカニックの腕の(目の?)見せ所です!
点検の結果異常は無く、この後に各種調整や所定の検査を経て運用に復帰することになります。