事業用操縦士課程
報酬目的で航空機を操縦するのに必要な航空従事者国家資格のうちの 1 つです。取得後は使用事業、官公庁等のパイロットへの道が開けます。
概要
このコースでは、国土交通省航空局（JCAB：Japan Civil Aviation Bureau）が認定する「航空従事者技能証明」の中の「事業用操縦士」の技能証明取得を目指すコースです。この免許を取得できれば、いよいよプロ・パイロットとして最初の段階へ踏み出すことになります。自家用操縦士からステップアップしてきた方、既に海外で事業用操縦士の免許を取得した方がこのコースの対象となります。
| 取得できる免許 | 事業用操縦士技能証明（飛行機・単発） |
|---|---|
| 訓練期間 | 6 ヶ月～ |
| 入校時期 | 随時 |
入校要件
- 18歳以上の方
- 高等学校卒業程度の学力を有すること
- 自家用操縦士（JCAB）を保有していること
- 事業用操縦士（飛行機）の学科試験に合格しており、かつ実地試験予定日まで有効であること
- 第２種航空身体検査証明を有すること
第１種航空身体検査証明の基準に適合する見込があること - 航空特殊無線技士以上の資格を有すること
- 以下の飛行経歴を有すること
1) 総飛行時間：160 時間
2) 機長時間：75 時間
3) 機長としての野外飛行時間：10 時間
※上記の数量を満たない場合でもご応募は可能です。ご面談時に詳細をご案内いたします。
訓練シラバス
実地試験突破に特化したシラバスで訓練を行います。難関の試験に合格するためには継続的な努力と諦めない強い意志が必要です。共に汗をかき、合格に向けて一緒に頑張りましょう!
飛行訓練の流れ
自家用操縦士技能証明のみをお持ちの方のモデルプランです。
ICAO加盟国の事業用操縦士技能証明をお持ちの方は試験科目の一部免除があるため、上記モデルより10～20時間ほど飛行訓練が短くなります。
座学の流れ
オーラル試験を確実に突破できるよう、全体を漏れなく学習します。少人数制で講義を行いますので、知識が定着するまでしっかりサポートいたします。
使用機材
セスナ/テキストロン・
アビエーション式 172S型
（Garmin 1000搭載）
ベストセラー機・172シリーズの中でも初めてグラスコクピットを備えた新鋭機。安定した飛行性能と高い安全性を実現した、まさに操縦訓練にうってつけの機体です。
教官からのエール・訓練生の声
さまざまバックグラウンドを持つ訓練生が多数在籍しているのが当社の特徴です。立場や境遇の違いを越えて、互いに切磋琢磨して技倆の向上に取り組んでいます。
教官からのエール
訓練生の方を同じ空の仲間として、共に切磋琢磨していきたい
「皆さんこんにちは。操縦教官の塚田と申します。当社では学生からシニアの方まで幅広い年齢の方が日々訓練に励まれております。当社の特色は、訓練生個人個人に合わせたオーダーメイド型の訓練です。例えば「普段は仕事があるけれども夢だったパイロットを諦めたくない・・・」そんな方でも効率的に、最短コースで試験を突破できるよう、可能な限りのサポートを行わせていただきます。
これまで様々な訓練をお請けしてきましたが、「どうしてもパイロットになりたい！」という強い意思を貫ける方が、極度の緊張状態に置かれる実地試験で、最後の最後に実力を出し切り合格を掴むのだと思います。
実は私自身、皆さんと同じようにパイロットを夢見て訓練を始めたものの、全てが順調に進んだわけではありません。あと一歩のところで逃して悔しい思いをしたり、経済面で不安になることもありました。しかし立ちはだかる困難を乗り越えた末、いまは教官として大空を舞台に仕事をしています。
ぜひ皆さんの心に留めていただきたいのは、決して一人ではないということです。ひとたび空に上がれば、年齢や性別、国籍など全て関係ありません。私たちは訓練生の方を同じ空の仲間として、共に切磋琢磨していきたいと考えております。皆さんの挑戦をお待ちしております。」
訓練生の声
技倆を磨くだけでなく、一生の思い出に
「私は大学からの紹介を受け、スカイネットアカデミーで訓練を行うことに決めました。スカイネットでは私のような自費訓練生の他に、大学や官公庁の訓練生が多くいます。所属や年齢、訓練課程の垣根を越え、訓練所一体となって座学の勉強やフライトに励んでいて、いつも沢山の刺激を受けています。
訓練で一番印象に残った思い出はファースト・ソロ※です。いつも隣に座っている教官が隣にいないことの不安はとても大きく、一人で飛行機を飛ばすことへの恐怖や緊張がありました。しかしファーストソロを終えて、私を見守って待っていた訓練所の教官や仲間の姿を見た瞬間の達成感と嬉しさは一生忘れられません。
ファーストソロ後の恒例行事であるお祝いの水かけも良い思い出となりました。
引き続き、より高みを目指して訓練に励んでいきたいと思います。みなさんもスカイネットで訓練を行ってみませんか？ここで過ごす日々は技倆を磨くだけでなく、一生の思い出になると思います。」
※ファースト・ソロ（1st Solo）・・・日本語では初単独飛行という。これまでは教官同乗のもとフライトを行ってきたが、ここでは初めて教官
なしで離陸から着陸まで１人でこなすこととなる。一人前のパイロットになるための最初の登竜門とも言える。
動画
豊富な実績
| 合格実績 |
※（）は直近1年間の実績 |
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| 就職実績 |
・Peach Aviation株式会社 様 |
| 受託実績 |
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